〔商品説明〕 NIGEL CABOURN AUTHENTIC LINE CONVOY SHEEPSKIN COAT ドイツ潜水艦隊のUボートが展開する「群狼作戦」貴重な物資を運搬する輸送船団を複数の潜水艦にて包囲陣形を取り、これを殲滅。
こうしたドイツの攻撃に立ち向かったのがコンボイ護衛船団です。
護衛船団とは、軍艦や武装船艇などに護衛されて航行する輸送船や商船の船団のことであり、敵勢力からの妨害を排除し、味方勢力による海上輸送の維持を目的としています。
こうした護衛艦隊の乗組員が甲板上で着用していたビンテージウェアをベースにしたデザインです。
北極につながる北海に面した寒冷な海が戦いの舞台。
敵潜水艦の姿を探すには、その潜望鏡が巻き起こすわずかな航跡を監視する観測員が必要でした。
観測員を寒風から守るため、当時最も保温性に優れた素材であったシープスキンで仕立てられています。
シープスキンは人の頭髪の20倍~30倍の密度を持つウールが立ち上がり、クリンプと呼ばれる複雑な構造で絡み合っています。
さらにはウールは熱伝導率が極めて低いという特性があり、体温で暖められた空気がクリンプの中を循環し驚異的な保温力をもたらします。
体温が上がりすぎて逆に汗を過剰にかかないよう脇の下にベンチレーションのためのスリットが開けられています。
この部分は構造上力がかかりやすいため、もう一枚革をあて補強が施されています。
その他の負荷のかかる部分にも、オイルコーティングされた頑丈なコットンキャンバス生地によって補強されています。
〔サイズ〕 46 肩幅48cm身幅55cm着丈89cm袖丈63cm 〔状態〕 美品になります。
多少の使用感や素材特有の擦れや風合い等あります。
神経質な方はお控え下さい。
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